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    「理想の追求」か「現実的交渉」か〜連合の苦悩〜

    2017.11.02 Thursday 01:04
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      働いた時間ではなく成果で評価するとして労働時間の規制から外す

      高度プロフェッショナル制度と、時間外労働に上限規制を設ける法律の

      改正案を一本化して、臨時国会に提出する国の方針が厚生労働省の審議会で示された。

       

      改正案は2015年に国会に提出されていたが、連合や野党が反対し

      2年以上審議されない状態になっている。

       

      労働基準法の改正、最初は年収が高い人に特化したものであった。

      高度プロフェッショナル制度とは、一昔前に

      ホワイトカラーイグゼンプションとよばれていたものの別のバリエーション。

       

      ・金融関係、コンサル、研究開発等、5つぐらいの職種を対象

      ・年収1075万円以上(標準的な年収の3倍程度以上)

      ・休日・深夜手当等を不要にする

       

      2年間、野党・連合の反対があり、議論されないままここにきている。

       

      一見他人事のようにみえるが...

      年収1075万円以上、お金をもらっている人だから

      給与と労働時間を切り離して考えていいんじゃないか

      むしろそのぐらいの方が、高い年収をもらっている人たちにとっては

      良いのかもしれないなどという議論が出がちだがそうでもない

      ということを考えていきたい。

       

      ちょうど1か月ぐらい前に、連合がある種、抜け駆けをするような形で

      政府とコミュニケーションをして合意に至ったという報道が流れた。

       

      連合に言わせると、連合の出した条件とは

      年間104日の休日の取得を義務付けること

      インターバル規制、前の退勤から次の出勤まで、ある程度時間をあける

      7月に政府、労働者で政労使の合意に至ったという報道が流れた。

      ただ連合の公式声明によると、自分たちは一度も態度を変えたことはない

      そのような合意に至ったことはない。

       

      連合の主張が認められるような形で法案に修正が入る見込みで

      秋の臨時国会で提出されそう。ここで考えなければいけないとは

      今の議席の状況からすると、法案として成立する可能性がある。

       

      何が問題かというと、近接する就労形態に裁量労働制などが含まれている。

      裁量労働制ももともとは、5つに限定された職種から20近く、

      おそらく19の職種に拡大されている。

       

      そうだとすると、いわゆる高度プロフェッショナル制度も

      一旦通っていくと、例えば裁量労働制のときのような拡大が起こる可能性がある。

       

      連合の難しさは何かというと、連合は民進党の最大の支持母体だと知られている。

      民進党はこの問題について強く反対しているが、議席数を勘案すると通る可能性が高い。

       

      その時に、労働時間の上限等の現実的な制約をつける形で

      年間104日=週2日の休日を義務付けるといった

      現実的な交渉を行っていくのが望ましいのかどうか

      といったところで連合は瀬戸際に立たされている。

       

      安倍首相は社労族といわれ働き方に詳しい。

      本丸としてやりたい。

       

      経済界からの要請としてもやってほしいと言われている。

      我々、働く側、労働者の側からすると、

      どうなっていくのか見守っていかなければならない。

       

      2017年8月31日 オピニオンCROSS

      社会学者 西田亮介さん

      東京工業大学准教授

      専門は情報社会論と公共政策

       

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